Fallen St. Black Cat’s diary

期間限定(旅を終えたとき、更新も終わる)

7月4日 書くつもりも無かったが…

特に書くつもりではなかったのだけど、画像があったのでビックカメラAKIBA(旧ソフマップ秋葉原本館だったと思う。正式名称は覚えてない)での思い出話。

今回の旅とは全く、本当に全く関係ないので興味なければ飛ばした方が良い。

 

 

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今回も持参したPC。一番右のデスクトップだけはホテル備え付けのもの。調べ物用に利用していた。

ネトゲをするために。でもその前にちょっと画像の加工をば…とホテルのテーブルの上に準備したとこ。

左のASUSの物が2011年末頃に発売されたウルトラブック。UX21Eという機種なのだが、一応超低電圧型のi7が搭載されていて今でも結構サクサク動く。さすがにバッテリーはすでに死んでいる。気が向いたら交換するつもり。持ち出すのには楽でいい。

右の黒い方はUX21Eより大きな画面のものが欲しくて購入。今現在のお出かけ兼ベッドサイド用の物。一応こちらもi7が入っている。最新機種ではないがメモリ増設、SSD換装などしているのでいい感じに動いてくれる。sound by YAMAHAが気になって購入したが、自宅ではDAC内蔵アンプにUSB接続しONKYOのスピーカーで聞いているので意味が無いw

どちらもOSはWindows7 64Bit版のまま。Win10にする気はさらさら無い。かなり無茶をさせなければアドビのソフトを何本か立ち上げて並行編集出来る。

※Windows10を使用したことはあります。 所持しているWindowsタブレットはOSが10だし、Windows Insider Programに登録してUX21Eでも使用していました。UX21Eは結局7に戻しただけです。

 

で、ソフマップ秋葉原本館での思い出話に関係するのはこっち。

 

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ASUSの方だ。画像は2台並んだ画像から切り出したものなので絵面が変だが気にしないでくだしあ。

 

2012年6月初旬頃だったと思うが、その頃人気があって品薄だったUX21Eを求めて秋葉原を彷徨っていた。

様々なショップを巡るがどこも品切れ。入荷の見込み無し。ヨドバシも同じ返事。ラジオ会館横のヤマダ電機も同じ答え…

まあ、実際には買う気はあまり無かった。ただ無いとなると探してみたくなるのだ。

ソフマップ秋葉原本館。そこにも無ければ秋葉原には無いだろう。そう思ってソフマップに向かう。周りはすでに薄暗くなっていた。

 

パソコン売り場で展示されたUX21Eを眺めていると店員さんが寄ってきた。商品カードも無いので在庫は無いだろう。

「何かお探しですか?」

「うーん。こいつなんだけど」とUX21Eを指差す。

「あ、こちらの機種ですね。人気商品で品切れしておりまして…入荷してもすぐに出てしまうんですよ…」とかなり申し訳なさそう。

「ですよねぇ~。秋葉原中の目ぼしい店は回ってみたけど、どこも売り切れやった。ヤマダ電機じゃ店員さんにお客様によく聞かれるんですけど、今現在秋葉原には無いと思いますよ。とまで言われてw」

「ですよね。自分もそう思います。とりあえず在庫確認してみましょうか?」

「まあ、買う買わないは別として。確認してもらえますか?」

というようなやり取りをして、しばらくお待ちくださーい。と言い残して店員さんはどこかへ消えた。まあ、他の店舗にあっても考えてきます。と言って断ろう。

 

値段と性能で考えればレノボか?

でもウルトラブックをスタバで広げてみたいなw(実際にはシャイなので未だにやったことはない)

ダイナブー!(東芝ダイナブックね)

などと色んな考えを巡らせながらウロウロしてた。同行のツレに「ASUSあれば買ったのにな―w」などと軽口言いながら。

 

 

「お客様! ありました!」さっきの店員さんの声がする。

!!」振り返りビクッとする。少し額が汗ばんで息を弾ませた店員さん。その小脇に抱えている箱はなんなんだ!

「ちょうど今! ちょうど今なんですよ!」興奮気味な店員さん。まあまあもちつけ。って思ったね。

「今ですね。ちょうど倉庫の方に羽田からトラックが戻ってきまして、荷台に上がり込んで探しました!」

「あ、はい…」

「通関したてですよ! まだ在庫登録もしていません!」

「あ、はあ…」とりあえず在庫確認をお願いしただけなんだが…

同行していたツレがニヤニヤしている。「あれば買うのにな―って言ってたよなw」と小声で言う。

「どうなさいますか!」そんなキラキラした目で俺を見ないで…

「ほ、欲しかったのはほほほ、欲しかったんだよなぁ…」

「今ならあります。僕の責任で確保してきましたから」

「買わなかったらどうなる?」

「一向に構いません。商品カード置けばすぐ売れると思いますので」

財布を見ながら(今はいつもニコニコカード払いだけど、当時は現金だった)

「あることはあるんだよな…買えないことは無いんだよなぁ…」

「えー欲しがってたじゃん。あれほど探して無かったのに、これ逃したらまた買えなくなるぜ」とツレの悪魔の囁き…

「わかったよ! じゃ買うよ!」とツレに言い放つ。ツレはニヤニヤしたままだ。

「それ…くださぃ……」

「はい! ありがとうございます! 倉庫まで行って確認して良かったです! いいタイミングでした! ではこちらへ!」

店員さんに案内されるがままついて行く。数分後10万円を扇のようにハタハタとレジ前で扇いでる自分がいた。そしてその姿をニヤニヤと眺めているツレが憎らしかった…

 在庫登録がされていないので、まず入庫処理してから販売処理と少し時間がかかった。その間も店員さんは

「ほんといいタイミングでしたよ。たまたま空港行ってたトラックが入ってくるのが見えたんで自分で後ろの扉開けて乗り込みましたよw」と言う。

「まだ箱の中に台湾の空気が残ってるかもしれないね」と言うと

「ほんと。ですよねー!」と言ってた。

というような思い出話でした。

 

ちなみにこの件以後は在庫確認をしっかりとした上で「あれば買ったのになー」と言うようになった。